ドル円108円台後半21日線に支えられるも上値重い(5/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は底堅く推移。

ドル円108円台後半21日線に支えられるも上値重い(5/19午前)

ドル円108円台後半21日線に支えられるも上値重い

19日午前の東京市場でドル円は底堅く推移。朝方108.90レベルで取引が始まったドル円は、序盤にはドル売りが強まって108.83まで下落、前日海外時間の安値をわずかに下回る場面もありましたが、その後は実需とみられるドル買いに10時ごろに109円台を回復。しかし、109円台ではドル売りも強く失速し、東京時間正午現在は108.95レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日米主要株価指数が下落したことを受けて売り先行で始まり、一時は500円を超える大幅安となりましたが、その後は買い戻しも入り、やや下げ幅を縮小して398円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された米4月の住宅着工件数が市場予想を下回る結果となったことで、ドル売りが強まり、ドル円は一時108.84まで値を下げました。その後は方向感を失ったものの戻りは鈍く、108.90レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は一目均衡表の「雲」の中を下落中に、21日移動平均線で一旦下げ止まった形となっています。

市場は明日未明の4月のFOMC議事要旨の公表待ち。ただし、想像以上に強く出た4月の消費者・生産者物価指数の発表前のものであり、一部で期待されているテーパリング前倒しの材料となるような内容が含まれる可能性は少ないものと思われます。ドル円も大きな動きは予想されないものの、連日下値を切り下げている局面でもあり、21日線との位置関係には注意が必要です。

ドル円108円台後半21日線に支えられるも上値重い

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