ドル円108円台後半 実需のドル買い、米長期金利持ち直しで小幅反発(4/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は上昇。

ドル円108円台後半 実需のドル買い、米長期金利持ち直しで小幅反発(4/16午前)

ドル円108円台後半 実需のドル買い、米長期金利持ち直しで小幅反発

16日午前の東京市場でドル円は上昇。朝方108.76レベルで取引が始まったドル円は、一旦昨晩海外安値と同値の108.61まで下落しましたが、公表仲値決定に向けて実需とみられえるドル買いに、108.94まで値を上げて、東京時間正午現在は108.90レベルで取引されています。
昨晩一時1.52%台まで低下した米10年債利回りが一旦底打ちし1.58%台まで戻していることもドル円を支えています。

日経平均は、米株式市場の堅調を受け買い先行で始まったものの、その後は国内コロナ感染拡大による景気先行き懸念との綱引きで、前日終値を挟んで一進一退となり、結局39円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では小売売上げ高や、新規失業保険申請件数等の米指標が好調な結果となり、米株式市場では主要株価指数が史上最高値を更新する動きとなりました。一方で、理由は定かでありませんが、米長期債も買われたために長期金利は急低下。米10年債利回りは1.6%を割り込む動きとなりました。ドル円は長期金利安につれ、やや値を下げる形となり108.61まで下値を拡大しています。

テクニカルにはドル円は連日下値の切り下げが続いているものの下げ足は緩慢。107円台前半の一目均衡表の「雲」の上限まではまだ距離もあり、やや方向感を失って宙を泳ぐ感じとなっています。ただこのままじりじりと下値を切り下げて、3月下旬の直近安値108.41をヒットすると、下げが加速する可能性もあり、注意が必要です。

ドル円108円台後半 実需のドル買い、米長期金利持ち直しで小幅反発

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