ドル円110円台後半で小動き (4/1午前)

1日午前の東京市場でドル円は110円台後半で方向感なく推移。

ドル円110円台後半で小動き (4/1午前)

ドル円110円台後半で小動き

1日午前の東京市場でドル円は110円台後半で方向感なく推移。朝方110.73レベルで取引が始まったドル円は、材料難でもみあう中で、高値は110.82までつけました。しかし、昼にかけて時間外の米株先物が急落したことから、やや円高に振れ、東京時間正午現在は110.63レベルで取引されています。
日経平均は、今朝方発表された日銀短観で今年1Qの大企業製造業の数値が2019年3Q以来となるプラスを記録したことなどを好感し、朝方から買いが優勢となり、334円高で午前の取引を終了しています。

本日未明には雇用インフラ投資に向けたバイデン大統領の経済再生プログラム第一弾が発表されました。今回発表分は総額4兆ドル規模とされるプログラムの一部で、運輸、生活向上、製造業強化、介護向上の四分野に8年間で2.2兆ドル規模の投資を行うという内容。ただ、数週間後の発表とされる第二弾とあわせた総額が明らかにならなかったことや、財源は法人税の引上げ等増税で吸収するとされたことによる反発も予想され、市場の反応は限定的でした。

テクニカルにはドル円は引き続き強いドル買い地合いが続いていますが、昨日111円トライに失敗し、一旦落ち着いた動きとなっています。本日この後はドル円が111円を再度試し、高値安値を切り上げていく事ができるかに注目です。

ドル円110円台後半で小動き

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